#45 楽天モバイル「最強プラン」なのに繋がらない?地方都市で快適に使うための、もう一つの知恵

通信費・ITインフラ

「最強プランにしたのに、レジの前でペイペイが開かない……」 「アンテナは立っているのに、画面がくるくる回って動かない」

こんにちは、MKマネーラボのMKです。普段は地方都市の会社員として、職場のIT機器の管理や予算の計算をしています。

楽天モバイルの「最強プラン」が登場し、地方都市でもかなり使いやすくなりました。通信量の上限を気にせず動画が見られるのは、本当に画期的ですよね。

でも、実際に使っていると**「電波はあるはずなのに、なぜか通信できない」**という不思議な現象に困ったことはありませんか?実はこれ、ちょっとした「備え」だけで解決できるんです。

今回は、地方で楽天モバイルを120%使いこなすための、「2枚目のカード(SIM)」活用術をわかりやすく解説します。


0. 【結論】楽天モバイルは「予備」を持つと、本当の意味で最強になる

結論からお伝えします。楽天モバイルは、家計にとって最高の「メイン回線」です。

ただ、地方の建物の中や、電波の切り替わりポイントでは、どうしても通信が不安定になる瞬間があります。そんな時のために、**「基本料0円で持てる予備の回線」**をスマホに入れておくのが、最も賢い解決策です。


1. なぜ「アンテナはあるのに動かない」が起きるのか?

難しい理屈は抜きにして、地方でよくある「通信の詰まり」の原因を3つに整理しました。

① 建物のカベが厚い

楽天モバイルの電波は、大手3社に比べると「建物を突き抜ける力」がまだ少し弱めです。スーパーの奥まったレジや、地下駐車場で急に弱くなるのはこのためです。

② 電波の「バトンタッチ」が苦手な場所がある

楽天の電波からauの電波へ切り替わる瞬間、スマホが「どっちに繋ごうかな?」と迷ってしまうことがあります。この数秒の迷いが、私たちの待ち時間になってしまいます。

③ 人が集まりすぎている

ショッピングモールなどの混雑した場所では、一本の電波塔にみんなが集中して、道路の渋滞のように通信がスムーズに流れなくなることがあります。

あわせて読みたい:格安SIM10社を徹底比較。速度と料金の「損益分岐点」はここだ(#43)


2. 解決策:スマホの中に「2つの回線」を共存させる

この問題を解決するのが、最近のiPhoneなどで使える**「デュアルSIM(2回線利用)」**です。といっても、難しいことはありません。

理想の組み合わせ

  • メイン:楽天モバイル(動画も見放題、電話代もタダ)
  • 予備:povo2.0(基本料0円。困った時だけ使う)

なぜ「povo2.0」なのか?

最大の理由は、**持っているだけならタダ(0円)**だからです。「楽天が繋がらない!」という緊急事態のときだけ、設定画面でポチッと切り替えれば、auの本家回線でスイスイ通信ができます。


3. 実践!繋がらない時に10秒でできる切り替え術

「パケ止まり(通信の詰まり)」を感じた時の操作は、とてもシンプルです。

  1. 設定アプリを開く
  2. 「モバイル通信」をタップ
  3. データ通信を「povo」に切り替える

これだけで、レジ前で焦る必要がなくなります。支払いが終わったら、また楽天モバイルに戻せば、無駄な費用は一切かかりません。


4. 経理マンの視点:月額料金はそのままで「安心」を買う

「2つも契約したら高いんじゃない?」と思うかもしれませんが、計算してみるとこうなります。

  • 楽天モバイル(3GBまで)1,078円 + povo(0円)= 月1,078円
  • 楽天モバイル(無制限)3,278円 + povo(0円)= 月3,278円

つまり、今払っている料金そのままで、通信障害や繋がらないリスクをゼロにできるということです。家計を預かる身としては、これほどコスパの良い対策はありません。

関連記事:楽天モバイル「出戻り3回」の結論。2026年、地方都市での使い勝手を再検証(#07)


結論:通信の「保険」を0円で備えよう

楽天モバイルは素晴らしいサービスですが、電波という「目に見えないインフラ」に完璧を求めるのは酷な話です。

大切なのは、特定の会社がダメな時でも、サッと別の道(回線)に切り替えられる余裕を持っておくこと。これは、家計管理においても、トラブルを未然に防ぐ「リスク管理」と同じです。

月額料金は据え置きで、ストレスだけをなくす。この「スマホの二重化」、ぜひ試してみてくださいね。

スマホ決済がレジで止まる恐怖。電波に強いSIMの選び方(#09)


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