「正直、もう戻ることはないと思っていました。」
「楽天は繋がらない」という評判を真に受けて解約し、他社へ乗り換えたことが過去に2回あります。しかし、2026年現在、僕のスマホに刺さっているのは**「三度目の楽天モバイル」**のSIMカードです。
会社のシステムを管理する「情シス」としてインフラを評価する際、最も重視すべきは「過去の噂」ではなく**「現在のネットワーク構成」**です。
今回は、地方都市で実際に使い倒している僕が、なぜ3回目となる「出戻り」を決めたのか。その決定的な理由をレビューします。
1. 「プラチナバンド」が変えた地方の通信環境
かつての楽天モバイルが地方で弱かった最大の理由は、建物内や障害物に強い電波「プラチナバンド(700MHz帯)」を持っていなかったことです。
しかし、2024年以降の本格導入により、状況は一変しました。
- 屋内・地下での「圏外」が激減 以前は大型ショッピングモールの中や地下駐車場で決済アプリが開けず、レジ前で冷や汗をかくこともありましたが、今はスムーズにバーコードが表示されます。
- パートナー回線(au)とのシームレスな切り替え 楽天自社エリア外でもau回線が制限なしで使えるようになったことで、「地方の幹線道路を走ると途切れる」というストレスがほぼ解消されました。
2. 情シスが「最強」と認める3つのスペック
安さ以外にも、IT管理者の視点で見たときに楽天モバイルが他社より優れているポイントがあります。
- Rakuten Linkという「変動費キラー」 仕事の連絡や予約など、意外とかさむ通話料。これを専用アプリで「完全に無料化」できるのは、家計計画の精度を上げるために不可欠な要素です。
- テザリング無料 + データ無制限 地方ではフリーWi-Fiがない場所も多いです。月額3,278円(税込)で「自分専用の爆速Wi-Fiスポット」を持ち歩けるのは、PC作業が多い僕たちには最高のメリットです。
- SPU(ポイント)という最強の割引装置 契約するだけで楽天市場でのポイントが+4倍。通信費を「払う」のではなく、家計全体で「稼ぐ」ための装置になります。
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3. 2026年現在の「不都合な真実」も伝えます
公平を期すために、プロの視点での「弱点」も隠さずお伝えします。
- 超高速を求めるなら大手には勝てない 5Gエリアは拡大中ですが、地方ではまだ4Gがメイン。4K動画を爆速でダウンロードしたい、といった極端なニーズにはまだ向きません。
- 「0円」ではない かつての0円プランはありません。最低でも1,078円(税込)かかります。しかし、大手キャリアから乗り換えて浮いた差額を見れば、十分すぎるほど安いです。
まとめ:地方住まいこそ「今」試すべきインフラ
2回の解約を経て僕が出した結論は、**「2026年の楽天モバイルは、地方都市においてもメイン回線として合格点」**だということです。
「昔使ってダメだったから」と避けているのは、家計改善の大きな機会損失かもしれません。契約事務手数料も解約料もゼロ。リスクがない以上、一度あなたの生活圏で「今の楽天」を試してみる価値は十分にあります。
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楽天モバイルへの乗り換えで浮いたお金を、具体的にどう資産形成に回したのか。その「損益計算」を詳しく解説します。
- スマホ代を浮かせた「8万円」の行方 → スマホ代月3200円の損益計算。大手から乗り換えて浮いた「年8万円」の投資効率(#08)
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