#04 貯金はもうやめた。資産1000万超の僕が実践する「資産の再配置(リアロケーション)」戦略

「銀行残高が増えていくのが、一番の安心だと思っていました。」

かつての僕は、通帳の数字が増えることだけをモチベーションに節約に励んでいました。しかし、予算管理や経理の仕事を通じて「数字の裏側」を見るようになり、その考えは180度変わりました。

現在、総資産が1,000万円を超えた僕のポートフォリオ(資産の内訳)において、純粋な「貯金(現金)」の割合はわずか**12%**程度です。

なぜ、僕はあえて貯めるのをやめたのか。今回は、予算経理の視点で実践している**「資産の再配置(リアロケーション)」**の戦略を詳しく解説します。


1. 現金は「安全な場所」ではなく「休憩所」

経理の実務で物価の動きを注視していると、現金の「弱点」が浮き彫りになります。

  • インフレによる「目減り」: 10年前の100万円と、今の100万円では買えるものが違います。銀行に預けているだけでは、実質的に価値が目減りしているのと同じです。
  • お金の「機会損失」: 会社経営でも、余剰資金をただ眠らせておくのは「攻めの投資」ができていない証拠。家計も同じで、働かないお金を放置することは、将来得られるはずだった利益を捨てていることになります。

僕は「貯金は生活防衛資金(数ヶ月分の生活費)があれば十分」と割り切り、それ以上はすべて**「お金が働く場所」**へ移動させることにしました。


2. プロの視点で使い分ける「3つの箱」

僕は資産を一括りにせず、役割に応じて3つの場所に再配置しています。

① 「守り」の現金(キャッシュ)

  • 役割: 急な出費への備えと、心の安定。
  • 配置: ネット銀行の普通預金。
  • 経理的視点: 会社の「手元流動性」と同じです。すぐに動かせるお金を一定量確保することで、投資の波に一喜一憂しない土台を作ります。

② 「節税」の箱(iDeCo)

③ 「攻め」のエンジン(新NISA)

  • 役割: 資産の最大化。
  • 配置: 楽天証券(全世界株式/全米株式など)。
  • 経理的視点: 運用益が非課税になる新NISAは、家計にとって「最強の補助金」のようなもの。ここに予算を集中投下することが、資産を加速させる最短ルートになります。

3. 仮想通貨も「戦略的資産」の一部

経理職としては意外に思われるかもしれませんが、僕はポートフォリオの約1割を仮想通貨に割り当てています。


まとめ:「貯める」から「働かせる」へ

「貯金」は目的地ではなく、次の投資へ向かうための「一時待機所」に過ぎません。

資産1,000万円を超えた今、僕が目指しているのは、通帳の数字を増やすことではなく、**「自分たちが働かなくても、資産が勝手に育っていくシステム」**を強固にすることです。

もしあなたが「貯金は増えたけれど、将来が不安」と感じているなら、それはお金が現金のまま「停滞」しているからかもしれません。

まずは、あなたの家計の「損益分岐点」を見極め、余剰資金を少しずつ「未来の自分」のために再配置してみませんか?


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資産の再配置が終わったら、次にすべきは「5年後の目標」を数字で描くことです。

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